2022年3月19日(土)~3月27日(日)まで、福島県会津若松市で開催された「デジタル未来アート展」の展示の1つに、弊社の3D LiDARが活用されました。

3D LiDARセンサーが使用された展示は、株式会社デザイニウムが作成した「dist」です。

デジタル未来アート展

「dist」は、距離(ソーシャルディスタンス)をテーマにしたデジタルアート作品で、来場者はそれぞれが惑星となり、地面にある様々な形や色の星を集めて、自分の惑星を大きくして楽しむことができます。

株式会社デザイニウムは、福島県会津若松市と東京に拠点を置くテクノロジーとデザインの企業で、アプリ開発、API/クラウド開発、センサー/ハードウェア開発を行っており、今までも様々な場所で弊社センサーをご利用いただいております。

株式会社デザイニウムの取締役 秦 優様は、今回、弊社センサーを展示に採用した理由を
「日立LGデータストレージのセンサーは、まず、ハードウェアのセットアップが簡単です。また、展示物を体験しに来た来場者を「人」として検出するための設定やキャリブレーションも容易にできるようになっています。そして、複数のセンサー間でユーザIDの受け渡しが自動的に行われ、安定して運用できることも、採用した理由の1つです。」
と説明されています。

「dist」では、合計5台のセンサーを使って展示スペースの全てをセンシングしています。弊社の3D LiDARは、複数のセンサーを連携することができるので、途切れることなく来場者の動線を追跡します。

動線計測

この技術により、多方向に移動する来場者の動きを正確に追跡できるため、プロジェクターから出てくる映像と来場者の動線を途切れることなく紐づけることが可能になるのです。

今回のイベント内でも、大人から子供までたくさんの方々に楽しんでいただきました。
センサーがリテールやセキュリティだけでなく、エンターテインメントやアートの分野でも活用できる一例となりました。

■株式会社デザイニウム
https://www.thedesignium.com/