HL-DP
(データプラットフォーム)
弊社の3D LiDARで取得されたデータをクラウドへ収集・蓄積するデータプラットフォームで、様々な用途に活用できます。さらに複数拠点のデバイスも一元管理・保守できます。
HL-DPの特長
制御PC不要
センサー内のCPUで動線計測を行い、計測結果だけを直接クラウドへ送るので、拠点に制御用のPCやサーバーは不要です。
- PCの準備やSDK、アプリケーションのインストール不要です
- 拠点のPCを置くスペースを節約でき、PCの物理的なトラブルによる現地保守もなくなります
- センサー内で動線計測を行うので、センサーの台数が増えても分散処理が可能で、ネットワーク上のトラフィックが台数に応じて大幅に増えません
リモート管理
いつでも、どこでも、PCやスマホから取得したデータの閲覧ができ、各種設定・調整や、センサーの状態監視も遠隔で行えます。
- LwM2Mプロトコルにより、デバイスの死活監視や、遠隔制御、ファームウェアアップデートなどができます
- 遠隔で各種データの閲覧、各種設定、センサーのアングルの自動計測が可能です
- マルチテナントにより、複数の顧客、拠点を階層的に管理できます
簡単計測設定
人数計測を行うラインや、滞在時間を計測するゾーンは、マウスで自由に簡単に描画することができます。
- カウントラインは、一方向にまたいだ時のみカウントし、ライン上を行ったり来たりしても重複カウントされません
- カウントゾーンは、ゾーン内に滞在する人数や、滞在時間の分布を計測することができます
- 複数の出入口に設置したセンサーで計測した出入り人数を統合し、建物全体の現在の滞在人数を計測することも可能です
可視化
データを様々な形で可視化するガジェットを用意してあるので、データ分析に役立ちます。
- 過去のデータから現在のデータまでグラフ化が可能です
- 指定した時間帯の様々なタイプのヒートマップを生成することが可能です
- 現地の動線の状況をリアルタイムで2D、3Dで表示可能です
API(Application Programming Interface)
蓄積されたデータはWeb APIで外部から取得することができるので、様々なアプリケーションと連携が可能です。
- Web API(REST API)を用意しているので、HL-DP内のデータを活用した外部アプリケーションを簡単に開発できます
- 蓄積された動線データは、JSONファイルで保存することが可能です
- 動線データは人毎に、時刻、ユニークID、座標、身長、などの情報を、フレーム(100ミリ秒)単位に蓄積されます